1998年の全英で引退を表明し、今年で早、20年!!!
あっという間に20年です。。。
長女のリアが今年の11月で18歳、次女のイーバローズが8月で14歳ですから、
20年っていうのも当然といえば当然です。
引退をしたその直後にやってきたのが
1998年のロンドンインターナショナル選手権、
ロイヤルアルバートホールでの
ジャッジ依頼!!!
つい先日まで選手だった立場が、一転、審査員の立場になるのですから
嬉しいという感覚より、どことなく戸惑ってしまう感覚だったことを覚えています。
そうです!
引退後に引き受けた審査員の初仕事が
英国3大大会の一つ
ロンドンインターナショナル選手権だったのです!
以来、地元西部の選手権、地方大会を始め、
大阪インター、名古屋インターの審査を担当させていただくようになり、
日本インター、そしてJBDF選手権、統一全日本の審査員も
担当させていただくようになりました。
海外でのジャッジも回数を重ね、
世界選手権、世界ショーダンス選手権、UK選手権
アジア各国での国際大会なども。。。
スーパージャパンカップや統一全日本の審査員長、
海外でもマレーシアオープン選手権、
そして
昨年は2度目となる日本インターでの審査員長の大役を仰せつかり、
そして
昨日は今年最初のジャッジの仕事、
英国BDF主催のスターボールでの審査も担当させていただきました。
⭐︎
審査の仕事は基本的に比較対象により
次のラウンドに進んでいくにふさわしいレベルのカップルを選んで行きます。
ファイナルで順位をつけるのも基本的には比較での作業となります。
しかし
その比較の判断のもとになるもの。。。
それは
自分自身のこれまでの経験に加え、いまだに続く勉強による
ダンスに対する信念、こだわり
なのです。
自分自身、何を求めているかの自分探しでもあるのです。
20年前のインターナショナル。
誇らしいことに、
師匠の一人であるアンソニーハーレー先生と同じパネルで仕事をさせてもらいました。
全ての審査が終了した時に
ハーレー先生は私に
「ヒデ、お疲れ!疲れただろ?」
「で」
「今日の君の審査観点は何だったんだ?」
私は答えました
「アンソニー、それは男の背中です!」
と。
するとハーレー先生は
「その通りだ!男の背中がどれほど大切かやっとわかったか!!!」
「今日の君のジャッジは絶対に正しい!」
と。
あれから20年
そして
これからも。。。
レッスンを通じ、講習で皆さんと知識をともにしながら、
そして
競技会での審査を通じ、
まだまだ自分探し、ダンスの奥義へのアプローチは
まだまだ続きます!
今年のUK選手権はしっかり観戦させていただき、
直後のイタリア、ミラノでの
国際大会に審査員として参加いたします。
今年も大きな仕事が待っています!
頑張ります!
昨日のスターボール
ボールルーム担当の審査員の面々