今年の
Blackpool Dance Festival
いよいよ
今日が最終日です!
昨年秋の
British National Championshipsではマーカスヒルトン氏をチェアマンから外し、
大会直前のウィンターガーデン内でのダンスキャンプの開催や
ジャッジの選任にも問題があるなどと
多くのレジェンドたち、多くのトップダンサーたちが
中立性や公平性、独自性の全英の伝統と格式を台無しにしている今大会には
「参加する意味はない」
と
不参加を表明する事態に展開してしまいました。
あの素晴らしいエンプレスボールルームの客席は
残念ながら空席が目立つ事態に・・・
まだコロナ禍の影響が全くないわけではありません。
ロシア/ウクライナの戦争の影響も大きいです。
そしてこのボイコットの動きが重なり、
あの立ち見が何重にもなり、
フロアで繰り広げられている現場にいながらフロアが見れないほどいっぱいだった、
あの全盛期のウィンターガーデンにはほど遠い雰囲気。。。
残念ながら不安材料満載の開催で、完全復活とは言い難いものとなってしまいました。
そうはいっても
やはりあのウィンターガーデンのエンプレスボールルームは
ダンサーにとって
また格別の、特別な会場なのです!
踊る選手にとっては観客の数には関係なく、あのフロアで踊れること自体が幸せであり
そこでフルパワーで踊るということがどんなことなのかを
体感実感させてもらえる
会場なのです!
あのフロアで踊れる回数を重ねることが競技ダンスの絶対的インプルーブを保証するもので、
あのフロアで踊る快感なしに
競技ダンスの真髄は語れない
のです!!!
そんな選手を応援する観客も手拍子足拍子で大いに盛り上げます!
エンプレスオーケストラのパワフルな演奏も素晴らしく
ダンサーを応援する観客も総立ちの
Standing Ovation!!!
今年は
ラテンセクションで
Dorin & Marina組が初優勝を遂げ、
新たなファイナリストも誕生しました。
世界のトップクラスが移り変りながら、こうやってまた世界のレベルが上がっていくのです!
日本からも
野村直人・山崎かりん組がライジングで4位に入賞
本選でもベスト24の最終5次予選(準々決勝)に全種目進出!
今回最もインプルーブした日本人カップルと言えるでしょう!!!
八谷和樹・皆川 円組も
同5次予選にサンバ、パソの2種目で進出と高評価を受け、
パワーとスピード、躍動感あふれるダンスを披露しました!
今日、最終日
プロボールルームの決戦の日。
アンドレア&サラの引退表明やドーメン&ナターシャの欠場のため
新チャンピオンと新ファイナリストの誕生に注目が集まります!
日本からは
チャンピオン、橋本 剛・恩田恵子組、浅村慎太郎・遠山恵美組をはじめ
廣島悠仁・石渡ありさ組、福田裕一・Elizabeth組、
小林恒路・赤沼美帆組、樋口暢哉・柴田早綾香組、大西 亘・ちかる組
西尾浩一・下田 藍組、松本正人・かおり組など
10数組がチャレンジします。
セミファイナル〜ファイナルに名乗りを上げる選手の出現を
楽しみにしておきたいと思います!
がんばれ!ニッポン!!!
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